2017年10月20日金曜日

苔玉づくり


 今週の共同作業では、苔玉づくりを行いました!

 昨年の共同作業では行われなかった為ほとんどの学生にとって今回が初めての体験となりました。
 今大変流行しておりキットなども発売されていますが、今回はそんな苔玉の作り方をご紹介致します。


 まずは、土を作ります。



 使うのはケト土と呼ばれるものです。
 これは湿地でとれる土で、粘りがあり水を含むと粘土のようになります。

 これに水を加えこねた後、赤玉土を混ぜます。
 今回はケト土:赤玉土=31 の割合で混ぜました。
 植物を包みやすいよう、水は少し多めに加えるのがコツだそうです。


 本当に粘土のようになりました!
 次はこれで植物を包んでいきます。

 回は、小さな観葉植物を使用しました。
 ハイドロカルチャーという方法で栽培されたもので、ハイドロボールという大玉の土に植えられている為鉢から抜くだけで簡単に植物体を取り出すことができました。


 このまま先程作った土で包んでいきます!
 手に土を広げ、その上に植物体を乗せて根を包み込みます。この土の上から苔を巻いていくので、少し小さめに作ります。


 土でくるんだだけでもかわいいですね!
 植物の種類によって土の大きさやかたちを変え、それぞれが工夫を施していました。

 綺麗に丸く作るのが難しく、また綺麗にできたと思っても上手くまっすぐ立たなかったりと、この時点でかなり苦戦しました


 しかしこの次、できたものに苔を巻いていく作業がもっと難しかったです
 今回は水苔を使用しました。先程土で包んだ時のように、水苔を手に広げ包んでいきます。



 とても大きくなってくる為、手の小さい私はとても大変で、どうしても先生のように上手く水苔を乗せられませんでした

 ギュッと手で押さえたら、釣り糸を巻いて固定していきます。
 土が見えないように水苔を足しながら、全体のかたちを見ていびつなところを修正しながら、釣り糸が見えないようにきつく巻いていきます。

 気になる部分があると永遠に巻き続けられるため、元々用意していた長さでは足りなくなっていた人もいました()


 釣り糸を縛り、タグをつけたら完成です!
 お盆の上に乗せるとそれらしく見えますね

 きれいな苔玉を作るのは大変難しかったですが、自分で作った植物ということで大変愛着が湧きますね。
 今度は好きな植物を使って趣味として苔玉作りに挑戦したいです。
 皆さんも是非作ってみてくださいね!


 今回作った苔玉は、113日に開催されるセンター祭で販売されます。
 いくらの値がつくのでしょうか
 自分達の作ったものが店頭に並ぶということでとても楽しみです!



(学部4年:緒方)


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