2016年8月8日月曜日

結果発表! ~樽プランターを花で埋め尽くす~

6月のブログで園芸学科3年生の栽培・育種学専門実習(花卉コース)で、樽プランターにさくらさくらシリーズのポット苗を植え付ける課題についてご紹介しました。


昨年同様、今年も一人ずつ直径45㎝の樽プランターにペチュニア‘さくらさくら’と‘桃色吐息’を3株ずつ、‘おゆきちゃん’を2株の計8株を植え付け、プランターの外側の1/2まで枝が伸び、株全体が花で埋め尽くされることが目標です。ただし、昨年と違って、今年は栽培期間を1ヶ月短くし、正味2か月間としました。

このようなことを実際にやってみるのはもちろん初めての学生さんばかり。基本的な植え方やピンチ、施肥管理についてはあらかじめ教えますが、学生さんにとってはある意味ぶっつけ本番ですね。

725日が実習最終日。さて、今年の学生さんの作品はどうだったのでしょうか? 

その前にTA(ティーチングアシスタント)で手伝ってくれた花卉研究グループの修士課程の村岡さんの作品は・・・。
 
余裕のポーズですね。ボリュームも花数もピッタリ。さすが!

 
それでは、3年生の評価の高かったベスト3です。



 
どれも上から見ると丸くきれいに仕上げられており、花数の多さと株のまとまりやバランスも良く、観賞するタイミングとしても良いものばかりでした。しばらくは、樽プランターとして整った状態で観賞することができる作品です。お見事です!
 
今年の学生さんも初めての実習体験とはいえ、植物と向き合い、良く考え、じっくり時間をかけて植物の生長の変化を観察していました。植物から教えてもらうことも多く、これこそ、植物を扱う研究や仕事を行なう上での原点ではないでしょうか。栽培者の思考力や対応力が養われたのではないかと思います。

10名の学生さんが同じ期間内に同じような作業を行なっても、どれ一つ同じものはできませんでした。これからも自分自身の確かな‘目’で植物と向き合い、その思考力と対応力をさらに磨いて欲しいものです。
 
1週間経過後の様子 さらにボリュームアップ!


  例年、8月上旬に開催しておりました花卉・苗生産部感謝祭ですが、今年は時期を変えて行う予定でおり、鋭意計画中です。多くの方からお問い合わせを頂きました。御了承下さい。


  (渡辺 均)

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