2016年8月22日月曜日

ひらめき☆ときめきサイエンスを開催

先週の土曜日は、柏の葉キャンパスで高校生を対象としたプログラム「ひらめき☆ときめきサイエンス 野草から薬ができるまで~人々の健康を守る植物~」を開催しました。



これは、(独)日本学術振興会が大学で取り組まれている科研費(科学研究費)による研究を小学生、中学生、高校生に分かりやすく発信するプログラムです。昨年末に応募したものです。
詳細は下記をご参照下さい
https://www.jsps.go.jp/hirameki/

私たちが柏の葉診療所、柏の葉鍼灸院の先生方と取り組んでいる機能性植物(薬用植物)をそれぞれの専門分野の立場から「人の健康」をキーワードに講義や実習を行ないました。柏の葉キャンパスでしかできないプログラムですね。

外はあいにくの大雨。10時からの開講式の後、私から健康機能性植物の定義を解説しました。また、農学的・園芸学視点から、人々の健康を守るためには、薬用植物の生産を含めて農業生産がますます重要ことをお話しました。


その後、薬草園、高度化セル成型苗生産利用システム、ヨモギの栽培ハウスなどを見学しました。
薬草園の見学

ヨモギ栽培ハウス 安藤特任助教の解説

全員でお昼のお弁当を食べた後、午後からは、勝野先生の講義「漢方医学と漢方薬入門」、角野先生の実習「漢方煎じ薬の調合」、松本先生の「鍼灸学入門」、実習「鍼灸治療の実際(ツボと灸)」を行ないました。

勝野先生の講義「漢方医学と漢方薬入門」
人と植物は共通祖先?なんていうお話もありました。

角野先生の実習「漢方煎じ薬の調合」 
解説の後、実際に生薬を調合して、葛根湯、黄連解毒湯、小青竜湯を受講者に調合し、煎じて貰いました。

松本先生の実習「鍼灸治療の実際(ツボと灸)」実際に灸をして、サーモグラフィーで指先の温度計り、お灸の効果を検証しました。結果は・・・。

その後、診療所や薬局、鍼灸院を見学し、実際の治療現場の様子や治療方法について学びました。

最後にセンター長からの挨拶と受講記念として、未来博士号の修了証書を一人ずつお渡ししました。

受講生たちは、私たちの様々な取り組みにとても関心を持たれたようでした。数年後、今度は学生さんとして、千葉大のキャンパス内でお会い出来たら良いですね。受講生の皆さん、お手伝い下さいましたスタッフの皆さん、お疲れ様でした。


  (渡辺 均)

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