自身が生まれたのは昭和63年だったので数ヶ月だけ昭和を過ごしましたが、同学年には平成元年生まれもいました。
さらには、ほんのわずかながら昭和64年生まれも。
年号の移り変わりに合わせて、学校教育を始めとする様々な変革が行われた区切りだったように思いますが、今回も合わせるようにして色々なコトが変わっていくのでしょうか。
心機一転、五月病にも負けないように気を入れ替えて頑張っていきたいところですが、次々に新しいものと入れ替えつつも、新たな令和の時代に残していかなくてはならないものは、しっかりと継いでいかなければなりません。
以前にご紹介したダンギクCaryopteris incana も、古くなった種子の更新に向け、開花と交配を目指して株の生長が進んでいます。
セルトレイに播いてから1~2週で発芽し、1ヶ月程度を苗テラスの人口環境下で経過させたのち、鉢へと移植してから切り戻して枝数を増やします。
この過程において、やはり発芽率の落ちている系統もいくらか確認されたため、種子更新の必要性を再確認しました。
また、こちらの株は大きく葉を広げて、これから健全に伸びていく予感がありますが、移植した際に状態が悪く枯れてしまった株もあったため、再度播き直しが必要な系統もありました。
花の時期は秋頃。
ハウスの一角が青紫に染まるころ、交配作業で忙しくなるだろうことからやや目を逸らしつつ、新たな時代に咲かせる花を想像して生長を見守ります。
(安藤匡哉)
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