2017年12月26日火曜日

フラワーオークションジャパン(FAJ)を見学!

 フラワーオークションジャパンとは、東京都の大田市場花き部に入場する卸会社のことです。今回は、アルゼンチンからの研修生 石川アナイシスさんのために、クリスマスと正月の準備で忙しい中、我々の大先輩である長岡 求 取締役が、市場内を案内して下さいました!


 まず、市場といえば、セリですよね!7:00からの開始に先立ち、今回のセリの目玉である山形県JAさがえ西村山の啓扇桜の紹介が、地元のスタッフにより行われていました!セリの見学だけでも、非常に貴重な体験(一般の見学では不可)であるのに、地元山形県の枝ものの紹介があるなんて…笑

 7:00を知らせる鐘と同時に、6つのレーンで同時にセリが開始!

 画面左下のメーターが1本当りの価格を示しており、品切れになるまで、メーターが下がっていきます。この会場だけでなく、インターネットを利用し、セリに参加することも出来るのだとか。(セリの参加には、東京都へ申請し、認可がおりる必要があるそうです。)キャンペーンガールとセリ人により、1本400円という高値で、このロットは完売しました!

こちらがセリに出ていた商品の展示の様子

 市場といえば、セリのイメージですが、FAJでは深夜の相対によって、全体の4割程度の商品は売れてしまうそうです。

 次は、仲卸店へ!

 市場内に併設されている仲卸店では、東京都に申請するだけで、商品の購入が可能だそうです。おしゃれな風貌のデザイナー?生花店?の方たちが、手に大量の花束を抱え、仕入れをしていました!
 
トルコギキョウが1本300円程度で取引されていました。
(仲卸店では、1束10本入りで販売されています)

フリンジ系のパンジーの切り花は1本120円!
花壇苗をつくっている我々にとっては、少し衝撃的な価格です。笑

 今回は写真を撮り損ねましたが、正月前ということから、マツやセンリョウなども、店頭に並んでいました!その他にも、セリで購入された商品の仕分けやアルゼンチンの市場事情、FAJでの品目別の取引量の推移など、様々なことを教えて頂きました!
 切り花を中心に、いつもとはまた違った角度から、植物の流通・生産を考えることができ、私と研修生にとって、非常に良い機会となりました。
黒沼
 


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