私たち3年生は10月から柏の葉の花卉園芸学研究グループに分属され、早いことで分属からもう2ヶ月が経ちました。
たくさんの植物への灌水など慣れないことが多いですが、植物に触れる時間が増え、日々多くのことを学びながら有意義な時間を過ごしています。
さて、今回はある植物を紹介したいと思います。
こちらの植物はサボテン科オプンティア属(Opuntia)に分類されている、ウチワサボテンという植物です。ホームセンターなどで見かけたことがある方も少なくないと思います。
原産地はアメリカ州で茎の高さは種によって2mを越えるものもあるそうです。一見平たいうちわの部分が葉のように見えますがこれは茎であり、葉は退化しています。
6月頃に茎の縁に花芽をつけ、花を咲かせます。
再生力が強く、茎を細かく切って砂の上に置いておくと芽を出して新しい個体にまで成長します。
さらに驚いたことに、外国では食用として利用されているそうです。
アメリカではノパルと呼ばれる平たい茎の部分をステーキや煮込み料理に用います。
ノパルはサヤエンドウに似た味で、繊維質とミネラル、ビタミンを多く含んでいるそうです。
また、南北アメリカ大陸や地中海沿岸から中東地域ではトゥナと呼ばれている果実を生のままジュースやサラダに用いるそうです。
果実はメロンに似た弱い香りを持ち、タンパク質消化酵素を含んでいます。
日本でも多肉植物をインテリアとして用いるなど人気が高まっていますが、食用として利用されていることに驚きました。
通販サイトで食用のサボテンも売っているようなので、興味のある方は一度食べてみてはいかがでしょうか?
(学部三年:羽富)
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