シクラメン祭がおこなわれ非常に多くの方にお越しいただきました。
足を運んでいただき本当にありがとうございました。
さて、そのシクラメン祭の10日ほど前に、
平成30年度用のシクラメンの播種を行いました。
シクラメンは品種によって
早咲き(早生わせ品種)、遅咲き(晩生おくて品種)、中間咲き(中生なかて品種)等がありますが、千葉大ではシクラメン祭という「物日」をメインに栽培していますので、
全ての品種の開花時期を調節していかなければなりません。
その最初の「調節」が播種日をずらすということになります。
したがって今回最初に播いたのは、
生産を予定している26品種のうち、
晩生品種と中晩生品種の5品種です。
播種方法については過去記事をご覧ください。
→http://naeseisan2.blogspot.jp/2012/11/blog-post_27.html
まずは、ジベレリン処理から
シクラメンの種子はジベレリン溶液に浸漬することで、
発芽揃いを早め、また初期生育が促進することが知られています。
成分濃度を50ppmに希釈し、5分間しっかり浸漬します。
浸漬が終わったら、200穴のセルトレイに用土を詰め、
播いていきます。種子が溶液で濡れているので、他の花の種まきより播きにくいです。
播き終わったセルトレイには覆土をし、フィルムで覆って18℃設定の発芽室に入れます。
シクラメンは暗発芽種子(嫌光性種子)のため、このような覆いで光を遮断します。
さあ、平成30年度のシクラメンの栽培がスタートしました。
実は、平成30年からシクラメンの担当者が変わります。
果たして、来年のシクラメン祭は開催できるのでしょうか?
それはシクラメンのご機嫌次第!
(長嶋)
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