2017年12月19日火曜日

栽培・育種学実験その5

 今回は、新藤先生のご指導のもと、「植物組織培養の基礎」について座学と実験を行いましたので、その一部をご紹介します。
 培養は、簡単に説明すると、植物組織の一部を、無菌的に培養し、個体を再生させたり、大量に増殖させる技術です。花卉苗生産部で出荷しているペチュニア さくらさくらシリーズでも、ウイルスフリーの親株をつくるため、実際に行っている生産工程の一つですが、研究においても盛んに利用されています。
 生産・研究の両方に役立つ技術を、今日はしっかりと勉強しました!

 まずは培地作成から。培地の組成や植物ホルモンの有無など、目的と植物体に合わせた調整が重要であり、今回は最も一般的な培地であるMS培地を作成しました。

 今日は、つくった培地を使用して、ペチュニアの継代培養(無菌的挿し芽)に挑戦!菌が入ると、培地にカビが生えてしまうため、消毒・殺菌・滅菌に細心の注意を払いながら、クリーンベンチと呼ばれる特別な装置内で、無菌苗の調整を行っていきます。

 手の消毒はもちろんのこと、使用する器具を何度も、火で滅菌し、菌の侵入を防いでいます。

最後に、挿し穂を培地に置床します!

 ブログでは、表現しきれませんでしたが、非常にデリケートで、時間と労力のかかる技術であることは、3年生に伝わったのではないでしょうか。培養も、セル苗の挿し芽も、両方を迅速かつ正確に出来れば、栄養系の苗生産のほぼ全工程を一人で行うことが出来る訳です。これが真の「技術力」というものなのでしょう。

黒沼



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