こんにちは。
学部4年の佐藤健斗です。
寒暖差の激しい毎日が続いておりますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
曇り空の下であっても日々植物を観察していると、思いがけず気持ちが晴れやかになる場面が多々あります。
こちらは1000属ハウスのバナナ(Musa バショウ科)です。
夏の日差しを一身に受けたおかげか、少しずつ大きくがっしりしてきたなぁと思いながら眺めていると、、、
バナナの花(花序)
写真のように「木」に見えるものは「偽茎」と呼ばれ、葉鞘がいくつも重なってできています。
大きな花弁のようなものは「苞葉」で、その付け根に複数あるのが「果指」です。
この果指一つひとつがバナナの房となります。
さすがにエクアドルなどの産地で見られるような一つの果段に数十の房がある充実ぶりはありませんが、植物用語を勉強するには十分ですね。
さて、タイトルにありますようにシンニンギア女王様の成長も今回ご報告を。
まずは発芽後間もないお姿です。
Sinningia
leucotricha
そして下の写真が現在のお姿です。
シンニンギアの特徴である産毛をもつ葉が見事ですね!
塊茎の発達も見られます。
粉のような種子から発芽したとは思えないほど逞しくなりました。
実はこのシンニンギアも戸定祭の商品として準備中です。
観賞対象の大部分を占めるのが「葉」であるため、葉の傷みを防ぐ目的で1ポットずつ底面灌水を行うなど細かい部分ではありますが、手間を惜しまず栽培しています。
なかなかマニアックな植物ではありますが、ふわふわの葉と逞しい塊茎のギャップに癒されてみてはいかがでしょうか?
学部4年 佐藤
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