今度はいつの間にか秋になっていますね。
日本の四季はどこへ出張中なのでしょうか・・・?
さて、タイトルにあるのは、
かつて昭和天皇が仰られたというお言葉。
「雑草」と呼ばれるのは、人にとって都合の悪い植物、
景観や他の栽培品目を脅かすものとして邪険に扱われていますが、
どの植物にも固有の名前があり、
使い方によっては「利用価値の高い植物」や
「オシャレなグリーン」ともなり得ます。
例えば、イネ科やカヤツリグサ科は
「雑草」を代表する植物が多い印象ですが、
食用となるタケやグラス(飼料用)はもちろん、
グランドカバーに利用されるシバ、
ヨーロッパでガーデン用に高い人気を誇るススキなど幅広く活用されています。
フェスツカやカレックスなどは、林道の土留に使われたり、
イングリッシュガーデン、グランドカバーとしても需要があります。
キク科タンポポだって、外で咲いているのを見るのと、
苗として生産している状態だと感じが違います。
畦道によく生えているアカネ科フタバムグラは、
薬用植物としても利用されているそうです。
マメ科クローバーは、かつては梱包の詰め物として使われており
牧草や緑肥植物としても機能的ですが、
最近は園芸品種の取り揃えも豊富!
見方によって・人によっては、どれも「雑草」ですが、
名を知り、利用方法を考えると、まったく違ったものに見えてきます。
1000属検定は園芸業界に身を置く上で、重要な指標になるのはもちろん、
自分の中でその植物の価値を高めることに繋がるのだなと
しみじみ考えながら、、、、
ハウス内の除草をしました・・・!
(池田)
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