9月24日~25日に富山市内の富山国際会議場で生薬学会が開催され、当研究グループからも2課題の研究発表(ポスター)を行なってきました。
国産カラスビシャクの栽培化に関する研究(第4報)
フタバムグラ(Hedyotis
diffusa Willd.)の施設栽培に関する研究
その専門的な内容はともかく、今回、久しぶりに訪問した富山市内の駅前の宿から、学会会場まで路面電車に乗らず、約15分をかけて歩きました。その間に・・・
駅周辺から、城址公園(富山城)にかけての街灯の下にハンギングバスケットが飾られていました。後方が富山駅です。
飾られている植物は、どれも丈夫でメンテナンスが少なくて済む植物ばかりでした。良く考えられて植えられています。
富山市役所の壁面にもハンギングバスケットが飾られています。良く手入れをされています。
植え込みにも花が使われていました。ハンギングバスケットに比べ、手入れがあまりされていないようでしたが・・・。ハナスベリヒユやマリーゴールド、ジニアなどが植栽されていました。
ハナスベリヒユは、株元の分枝が少なく、枝先に花を着ける習性なので、生育が進むと株元に花が無くなってしまいますね。まだまだ、品種改良の余地がありますね。
植えられている花の名前をプレートにしてありました。少しでも花に興味を持って貰おうとする意図が感じられますね。
一方で、残念ですが花を飾っている側の想いや意図を100%の通行人や市民に理解されている訳ではありませんね。でも、やはり花とゴミは似合わないものです。私も時々お世話になる飲み物ですが、私はきちんとゴミ箱に捨てています。
富山市が花のある街づくりを積極的に進めていることが良く分かりました。前例があった訳でもなく、黙っていてもこのようなことを行政が積極的にしてくれた訳ではないと思いますので、このような方向に運動し、設置され、維持されていることに敬意を表します。富山市は、街なかに花のある生活や文化が育ちつつあるのではないでしょうか。
一方で、これだけの規模ですので、市としてもハンギングバスケットや花壇の維持に年間でかなりの予算が使われているのではないかと思います。今後は、景観を維持しながら、いかに維持経費を減らし、市民の参加や理解をさらに進め、継続させることが必要ではないかと思いました。
富山市を訪問した誰もが、富山市内は花で飾られた綺麗な街だという印象をもち帰ることでしょう。その経済効果は? 良い取り組みを拝見することができました。
(渡辺 均)
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