2016年9月12日月曜日

日本で焼き畑? ~カナカブ~

焼き畑農業と聞くと熱帯雨林の密林の伐採と開発のような遠い国の話かと思っていましたが、日本でもまだ焼き畑が残っていたのですね。

秋田県南部の日本海側(由利本荘市、にかほ市)では、いまだに焼き畑で栽培されている作物がありました。その作物はカナカブといい、漢字では火野蕪と書くようで、古くから焼き畑で栽培されてきた郷土野菜のようです。カブといってもダイコンのような形状で、もっぱら晩秋から冬季にかけて漬物にされています。

地元では辛くなければカナカブ漬けとは言わない! そのくらい辛味があるのが特徴で、熱々のご飯と辛いカナカブ漬けが良く合います。日本酒にも。お正月にもなくてはならないものとか・・・。

カナカブ


ちょうど子葉の展開している時期でしたが、本当に焼き畑で栽培をしていました! 畑をつくるために林や草地などを焼き、耕して種子を散播(ばらまき)するだけのようです。

子葉が展開したばかりのカナカブ 黒い炭状のものが見えますね。


普通の畑で栽培するとカナカブ独特の辛味と風味が出ないとか・・・。いろいろと歴史のあるこだわりの栽培法があるようです。焼き畑といっても、熱帯雨林で行なわれている大面積を焼き払うようなやり方ではなく、栽培する面積分だけを焼いていました。輪作体系もできているようです。

 数年前にこのカナカブを花卉・苗生産部で試作してみましたが、辛味が弱く、にかほの方に試食して頂きましたが、「だめだぁ! 美味くねぇ」の一言でした・・・。漬け物には辛味が弱くダメかも知れませんが、野菜スティックとしてはどうでしょう? 秋田産ほど辛くはなく、ほどほどの辛味とスティックに加工しやすい形状、珍しさ・・・。ということで、地元で生食用として、そこそこ辛いカナカブの生産をお願いしています。そのうち、どこかで生食のカナカブが食べられる日が来るかも知れませんね。


  (渡辺 均)

~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・
いつもご覧いただき、ありがとうございます。
花卉・苗生産ブログを応援してくださる方は、
こちらを1日1回クリックしていただけると、、、

人気ブログランキングへ

ブログランキングがあがります。
これからも応援よろしくおねがいします!

花卉・苗生産ブログに関するお問い合せは、
こちらからどうぞ→お問い合せ
~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・

0 件のコメント:

コメントを投稿