先週末の寒さも多少和らぎつつありますが、朝晩の冷え込みから暖かいものが恋しい季節が続きます。
なぜか休憩中にアイスをつまんでいましたが…。
本日の実習では、お馴染みではございます、ペチュニアの挿し芽をおこないました。
例年通り、この時期には春先の出荷に向けてフル稼働で挿し芽のサイクルが続きます。
挿し芽クイーンの池田技官より、挿し芽のポイントについて講義を受ける学生たち。
芽の長さ、残す葉の数、形をはじめに統一、共有しておかないと、学生ごとにオリジナリティ溢れる作品が作られてしまいます。
製品としては個々人の個性を控えめにしなければなりません。
準備万端の親株たち。
写真のような先端に花芽がついているような天芽は、挿し芽に向きません。
このような芽は、花を咲かせるためにエネルギーを使ってしまい、他の挿し芽と比べて成長スピードが落ちてしまうためです。
花芽を取り除いても芽の向きがずれてしまっているため、挿し芽には使わずに。
消毒したハサミを使ってノルマとなる芽数を取り、殺菌剤を薄めた水にくぐらせたら、いよいよ植え付けです。
芽を潰さない程度の強さで挟んだら、慎重に土に突き挿し、少しピンセットを拡げながらゆっくり引き抜いていきます。
この際、切断面をピンセットの先端よりも、少しだけ内側に入れ込んで植えるのがポイント。
切断面を先端よりも出したままでは、植え付けの際に切断面が土に押し当てられ、茎が折れてしまったり、その後の生育に悪影響が出てしまいます。
品質もさることながら、挿し芽における重要ポイントは作業のスピード。
時間当たりの挿し穂数は、そのまま作業コストに繋がります。
少しずつではありますが、2年生の手つきを見ながら、1年生たちの作業スピードも上がってきました。
それに負けじと2年生も意地を見せます。
なんとか無事にノルマをクリアして、日が暮れる前に終了しました。
まだまだ挿し芽作業は続くので、次の実習時には更なるスピードアップを目指したいところですね。
(安藤 匡哉)
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