2017年1月30日月曜日

パイナップルの鉢植え

センター内の実ウメの花が咲き始めました。春は少しずつやってきているようですね。

1000属ハウス内のアナナス科のコーナーでは、パイナップル(Ananas comosus (L.) Merr.)の果実が大きくなってきました。外は氷点下5℃以下になる夜もありますが、ハウス内は12℃になると暖房機が稼働しますので、熱帯・亜熱帯原産の果樹もそこそこ元気に育っています。


このパイナップルは、およそ3年前に前田研究員が私の話を聞いて、スーパーで食用として売っていた果実を買ってきて、クラウン(果実の上の部分)を挿したものです。鉢植えの観賞用としては見ごろになってきました。次は食べごろが気になります・・・。

挿し方は簡単で、温室があれば周年可能ですが、なければ5月~9月頃が適期です。果肉が付かないようにクラウン部分を果実から切り離し、下の葉を茎が23cmほど出るくらいぐるりと剝がします。タケノコの皮を剥くような感じで、1枚1枚剥がすことができます。日陰で数日間切り口を乾燥させた後、水苔やピートモスなどに植え付けると1カ月ほどで活着します。切り口を乾燥させるところがポイントで、乾かさないと切り口から腐ってしまいます。

活着後は、日当たりの良い場所に置き、水と肥料を十分に与え、株を生長させます。23年で花を着けますが、株が大きいほど大きな果実が着きます。最低でも10℃以上は必要ですので、関東周辺では冬季は室内ですね。

以前、講義で学生さんにパイナップルがどのように実るのかを絵に描いてもらったことがありました。果実が土の中に埋まっていて、地面からクラウンだけが地上に出ている絵を見た時には驚きました!! パイナップルの収穫にはスコップが必要なの??

家で食べた果物の種子を播いてみる。どんな芽が出てくるのだろう? パイナップルのクラウンを植えてみる。どんなふうに果実が着くのだろう? 小学生の自由研究でも良いですが、大学生になる前にご家庭で実際に観察し、理解できることかも知れませんね。


(渡辺 均)

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