2013年5月8日水曜日

トウキの開花


薬草トウキの花が咲き始めました。
これから1か月ほど咲き続け、さらに1カ月ほどすると、
結実して種子ができます。



トウキの種子は発芽率が低いと言われていますが、
採種や選別によって種子の熟度や大きさを揃えることで
発芽率を高めることが可能です。




セルトレイに播種しても、この通り揃った苗が出来上がります。


しかし、良い種子を採るには日常の管理も重要です。
特にトウキでは、キアゲハの幼虫とカメムシの防除が
種子の良否を大きく左右します。


採種までの長い戦いが今年も始まりました。




汝の敵を愛せよ(でも研究室が臭い・・・)


��新藤)
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2 件のコメント:

  1. 昨年からトウキ栽培を始めました。
    まだまだ手さぐりですので、参考にさせていただきます。
    こちらはまだ花芽が伸びてきたところです。カメムシが種子の液を吸ってしまうと聞きましたが、キアゲハの幼虫は葉を食べてしまうのでしょうか。

    返信削除
    返信
    1. コメントをありがとうございます。

      キアゲハの幼虫は葉ももちろん食べますが、花芽も食べます。やわらかいところを好んで食べるようです。

      そのままにしておくと葉柄と茎だけが残って、あっという間に食べられてしまいます。

      幼虫の数が少なければ、手で取り除くのが一番確実です。

      今後とも花卉・苗生産ブログをよろしくお願い致します。(新藤 聡)

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