急に冷え込む日が続き、暖房設備の点検や保温用の内張りビニールの張替など、ハウスの冬支度に追われています。
もう1ヶ月経ってしまいそうですが、まだ折り返しも見えないロシア紀行、本日は5回目の紹介です。
前回に農業アカデミーでのスライド発表を終え、薬用植物の講義を受けた後、市内見学として、地元マーケットと市場、また薬局へと足を運びました。ロシア語で何が書かれているかは分からずとも、売られているものは日本と同じく食べ物も大きく変わることはありません。
しかし、日本ではあまり見かけないような商品の陳列棚がありました。
うーん、健康食品コーナー…なのでしょうか。
いろいろな食品?が所狭しと並んでいます。
土の塊のように見えますが、キノコの一種?とのこと。
松の実向けの松ぼっくりがそのまま売られていることも。
ナッツ類や木の実、ハチノコなどが量り売りされており、店内を見て回る間に購入されるお客さんもちらほら見られたことから、こうした健康食品もごく一般的に消費されているようです。
大量の香辛料も。
見たことのないものも多くありますが、ロシア料理にはよく使われるのでしょうか。
あらかじめミックスされた香辛料の陳列も面白いですね。
(左の袋にこれらの香辛料がミックスされて販売されています)
肉屋さんも豪快!
平積みされていましたが、1日で売りさばけるのでしょうか。
店内を一通り見た後は、裏手の青空市場へ。
果物や野菜類に混じって、こちらでも大量の木の実や、薬用植物が販売されていました。
赤い実は滋養強壮の効用をもつチョウセンゴミシの果実です。
こうした店頭に、生の薬用植物が当たり前のように並ぶ光景は日本ではあまり見られないように思います。
市場を見学した後には、近くの薬局を訪ねました。
こちらでは化学合成薬品のほか、生物由来のエキス剤(ナマコのカプセル?など)、ハーブ類を中心とした薬草ミックスティーなどの販売も。
さらに、清潔な広々とした店内の一角には、おしゃれなハーブティー・バーも設置されていました。
今回案内いただいた場所は、薬用植物に関連するような箇所を中心に見て回りましたが、こんなにも数多くの薬用植物が売られていることに驚くとともに、非常に身近な存在として、ロシアの方々が薬用植物に慣れ親しんでいることように感じられました。
安藤匡哉
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