さて、そんな夏本番、花卉苗生産部では、冷やし中華ではなく、「シクラメンの葉分け」をはじめました。
シクラメンの葉分けとは、塊茎に光を当て、葉の分化を促進するとともに、葉柄の徒長を防ぎ、草姿を良くすることを目的とした作業です。
葉分け前の株
まず、仕上げ鉢への鉢増し後、数週間経過した株について、枯れ葉の除去を行っていきます。
枯れ葉除去の様子
その後、絡みあった葉柄を丁寧に放射状になるように、絡みをほどきながら、葉の位置を決めていきます。
途中の様子
最後に、針金でつくったリングを、葉が引っかかるように置いていきます。今回は、株が小さいため、重い葉組みリングではなく、針金で。
針金リングをのせている様子
完成!
今後は、葉組みと呼ばれる、より葉の位置決めを丁寧に行う作業を、出荷までに3回行う予定です。ローマもシクラメンも、一日にして成らずですね!
黒沼
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