2017年5月9日火曜日

散歩道

 本日のブログは、散歩道で見つけた草木を紹介いたします。

こちらは、ベニバナトチノキ(Aesculus x carnea Heyne)です。
トチノキ科トチノキ属の落葉広葉樹で、北米原産のアカバナトチノキとヨーロッパ原産のセイヨウトチノキの交配種です。
トチノキの種子はクリに形状が似ており、渋抜きし「栃の実」として食用されています。

こちらは、ハクウンボク(Styrax obassia)です。
エゴノキ科エゴノキ属の落葉小高木で、ハクウンボクの名は、白い花が雲のように連なっている様子から、白雲木と名付けられたとされています。

こちらは、ヤグルマギク(Centaurea cyanus)です。
ヨーロッパ原産で、自生地では雑草扱いでしたが、品種改良が行われ、日本でも花壇や切り花用として流通しています。学名のCentaureaは、ギリシャ神話のケンタウロスの傷を癒したことに由来するそうです。

最後に、シラー・ペルビアナ(Scilla peruviana
ユリ(ヒアシンス)科ツルボ属の球根植物で、和名をオオツルボといいます。
青紫色が印象的ですが、近年では白花品種も流通しています。

 ゴールデンウィークの名所としては、シバザクラやフジ、ネモフィラなどが有名ですが、地域の「活動家」たちによる緑化活動も見頃を迎えています。
 綺麗に花が咲いていること、美しくみどりが管理されていることは、当たり前のようですが、非常に手間とコストがかかります(近所の活動家たちは、ゴールデンウィーク中も除草作業を行っていました)。
 特に地域活動等の公共性の高い場では、自分の善意や植物が好きという気持ちは、必ずしも全て受け入れてもらえるわけではありません。しかし、こうした緑化活動が地域を明るくしていると、私は思いますし、それに賛同してくれる人は少なくないはずです。
 散歩をしながら、このような活動家たちを、「地域や行政は大切にしてもらいたい」としみじみ思うのでした。


黒沼


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