先週は栃木県に日帰りで出かけてきました。
とある芝地にペチュニアの野生種のような集団を見つけました。
近づいてよく見ると現在のペチュニア品種の片親として使われたPetunia integrifolia にそっくりです。
まるで、ブラジルやアルゼンチンの草原で自生しているペチュニアのように見えます。ついに栃木県でペチュニアの新種発見か!!
聞くところによると、毎年この場所で花を咲かせているようです。その経緯は不明とのことでしたが、相当前からあるようです。
ペチュニア品種の種子がこぼれ、その後代が野生化したのではないかと思われます。野生種に比べて花冠が大きく、株ごとに花色に多少の濃淡がありました。
時おり、園芸品種とは思えないようなペチュニアが庭先や道路脇の花壇に植えられていることがあります。これは、固定品種ではない栄養繁殖や種子繁殖のF1品種のペチュニアの種子を採って播いたため、その後代に多様な性質が現れてしまったためです。
今回見たペチュニアは、これほど草姿や花色が野生種に似ていて、それも毎年花を咲かせているのは珍しいですね。ペチュニアが日本でも雑草化する日も近いということでしょうか・・・。
(渡辺 均)
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