こんにちは、修士1年の王啓陽です。
今回のブログはカラーという植物を紹介したいと思います。
カラー(Zantedeschia)はサトイモ科オランダカイウ属、アフリカ原産の球根です。
花壇や鉢物、切り花として幅広く利用されています。
紹介する前に、ひとつクエスチョンです。
こちらは3月31日に丸山さんがブログで紹介していたブーゲンビレアです。
丸山さんの記事はこちら。
ブーゲンビレアはオシロイバナ科であり、カラーとは属している科も違いますが、同じ器官を有しています。
みなさんはなにかわかりますでしょうか??
答えは苞(ほう)です。
カラーの花弁のように見える部分は、花芽を保護するために葉が変化した「仏炎苞(ぶつえんほう)」と呼ばれるものです。
花の本体は、苞の内側にある棒状の部分で「肉穂(にくすい)」と呼ばれています。
ブーゲンビレアも同じく、赤く色づいている部分が苞で、真ん中にある白い部分が本来の花部です。
続きまして、カラーの育て方についてご紹介します。
カラーは大きく2つのタイプがあり、湿地型と畑地型に大別されています。
今回紹介するのは畑地型カラーです。
生育にはもちろん水分を必要としますが、過湿は好みません。
日当たりと水はけがよく、温暖で夏は比較的乾燥する場所が適します。
夏の直射日光では葉焼けしてしまうため、夏の間は明るい日陰や半日陰へ移動させ、鉢内も高温にならないようにしておきます。
秋以降休眠したら乾燥させて、凍らない場所で冬越しさせます。
花のようで、花ではない…。
植物はこのような不思議のものがたくさんあります。
これからも千属ハウスを管理しながら、花の不思議を見つけていきたいと思います。
修士1年:王啓陽
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