新年度に入り、今日が実際のスタートですね。今週は入学式やガイダンス、来週から授業開始です。
花卉・苗生産部では、年間を通して様々な実習を行っていますが、接ぎ木もその一つです。接ぎ木は、古くから行われている園芸技術ですが、大学の実習ではほとんど教えなくなりましたので、園芸学部を卒業するほとんどの学生さんは、知識として知っていても、実際はできません。
大学で何を教えているのか! と業界の方にお叱りを受けることがありますが・・・。さぁ~、他の先生は何を教えているのでしょうね~。とはぐらかすしかありません。千葉大では、昔から繁殖に関する「播く」、「挿す」、「接ぐ」は園芸の基本技術として、継承されてきましたが、このようなことができる教職員が減ってしまったことが原因です。できて当たり前だったはずですが・・・。逆にこのような技術を教えずに業界に送り込むほうが、相当勇気がいると思いますが・・・。
ということで、毎年のことですが、今年も1月にサクラとムクゲの接ぎ木を行ないました。
サクラの接ぎ木。活着して穂木から新芽が吹いています。
接ぎ木を行なった学生は3月に卒業して大学にはいませんが、その成果はゆっくりとですが生長しています。柏の葉キャンパスでの学生生活で業界人として最低限必要な基本技術は身についているはずです。社会人としての今後の活躍を期待しています。
(渡辺 均)
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