こんにちは。今年度から修士2年となりました井上です。
今回は薬用植物の花について紹介します。
近年注目度の高まっている漢方ですが、研究の面でエビデンス(科学的根拠)が証明されつつあります。
これに伴い医療現場での生薬の利用は年々増加しており、日本国内のみならず世界中で関心が高まっています。
今後さらに西洋医学との融合による治療が進んでいくのではないでしょうか。
生薬の需要はますます高くなりそうですね。
さて、生薬と聞くと根や果実を連想しますが、色鮮やかな花を咲かせるものも多いです。
薬草園においてもいくつかの薬用植物において、開花していました。
アカヤジオウ
シロヤマブキ
ルリジサ
クサボケ
色鮮やかな花を咲かせています。
これらの植物にも有用成分が含まれており、一部は加工され、漢方薬の原料となります。
観賞と利用の両面で魅力あふれる薬用植物ですが、需要増加に伴い、「原料を安定確保できなければ、日本の漢方の未来が危ない」と強い危機感も感じています。
そのためにも生薬原料の国産化が推奨されているわけですが、これらを実現するには、より低コスト、短期間で安定的に生産する栽培技術の確立が課題です。
いつか「フィールド」の面から日本の漢方業界に貢献してみたいです。
(修士2年:井上)
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