今回は害虫駆除について書いてみようと思います。
先日、私の実験植物にハダニとアザミウマが発生してしまいました。早急に駆除しなければなりません。
先日、私の実験植物にハダニとアザミウマが発生してしまいました。早急に駆除しなければなりません。
ハダニやアザミウマが農作物へ及ぼす被害は、直接的被害と間接的被害の2つに分けられます。
直接的被害は、主に食害です。吸汁されると、葉に白い斑点が生じます。野菜や果樹などでは、果実にすじ状の被害痕が生じたり、曲がり果が発生するという話も聞いた事があります。
間接的被害は、病原ウイルスの媒介のことです。これがとても厄介で、一度ウイルスに感染してしまうと株が病気にかかり、最悪の場合枯死してしまいます。
これらの被害を防ぐべく、定期的に化学薬剤の散布によって害虫から植物を守っています。同じ薬剤を使い続けると、害虫が薬剤に対する抵抗性を持つようになるため、散布時には必ず最近使ったものと異なる薬剤を組み合わせて散布しています。
今回は、燻煙殺虫剤を用いて防除を行いました。
燻煙殺虫剤は、ハウス内に殺虫成分の入った煙を充満させて死滅させる薬剤です。煙が植物全体に行き届く為、むらなく駆除できる便利な薬剤です。しかし、安全面や気密性の観点から、煙がハウス外に漏れないよう、ハウスの密閉を徹底する必要があります。
燻煙殺虫剤は、ハウス内に殺虫成分の入った煙を充満させて死滅させる薬剤です。煙が植物全体に行き届く為、むらなく駆除できる便利な薬剤です。しかし、安全面や気密性の観点から、煙がハウス外に漏れないよう、ハウスの密閉を徹底する必要があります。
ハウスに破れている箇所が無いかチェックし、気温が下がるのとハウス周辺に人がいなくなる時間帯まで待ちます。天窓や側窓を閉めきり、空いている箇所が無いか最終確認します。
さあ燻煙開始です。
急いでハウスから逃げます。
あとは入口を閉めて終了です。
燻煙殺虫剤使用時のハウス内の様子
今後も安全性に配慮した農薬利用を徹底していきます。
(修士1年:井上)
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