2016年6月10日金曜日

冬を越したバナナ

6月に入り、ぐずついた天気が多くなってまいりました。皆さんいかがお過ごしでしょうか。

梅雨に入ったという話もちらほら出ていますが、今のところ、曇りの日が多く、まとまった雨が降るという感じではありませんね。今年の梅雨は、あまり雨が降らないのでしょうか。

そんな梅雨入りの曇り空の中、本日の実習では、1000属ハウス内で冬を越したバナナを外へ移動しました。

バナナは、皆さんがご存知のように、有名な熱帯果実の一つです。
耐寒性が弱く、屋外で冬を越せないため、昨年11月に温室内に移動されていました。そのバナナのその後です。(以前の記事はこちらhttp://naeseisan2.blogspot.jp/2015/11/blog-post_27.html


移動した際には、大きくなりすぎていたため、株分けを行い、小さなものを温室内に移動したはずですが、、、


 冬の間にずいぶんと立派に育ちました。
一番大きくなった物は、寒冷紗より背が高くなっています。
これでは、寒冷紗を閉めようとしてもバナナにあたって閉まりません。

これを、昨年あった場所に戻すために、まずは穴掘りです!



昨年の株分けで数が増えたため、いつもより大きめに穴を掘っております。

掘り終わったら、大きなものから、移動していきます。



三、四人で台車を使い、移動していきます。
以前の記事にもあるようにバナナは、高さ10mほどにもなり、よく「バナナの木」などと言われますが、実際は、多年草草本です。この大きさで草なのかと驚きます。


こちらは、惜しくも定位置を逃してしまった小さめの株たちです。
新しい居場所が、外ベンチの横になりました。


最後に、バナナの周りをきれいにして、倒れないように、パイプなどに紐で軽く括り付けたら作業は完了です。

外は突然、南国風でにぎやかになりましたが、1000属ハウス内では、一番大きな植物たちがなくなって、少し寂しい感じになってしまいました。
梅雨があけたら、夏が待っています。今日外に移動されたバナナたちは、日の光をたくさん浴びて、ぐんぐん成長し、実をつけてくれることでしょう。
その日が来るのが楽しみで仕方ありません!
(修士2年・村岡)

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