2015年9月22日火曜日

クチナシのその後の生育

 大学の夏休みもあと10日ほどになってしまいました・・・

 今年の2月に実習で挿し木を行ない、鉢上げや出荷作業を行なったクチナシの生育状況を愛媛で確認してきました。

関連するブログは下記を参照下さい。

http://naeseisan2.blogspot.jp/2015/02/blog-post_27.html
http://naeseisan2.blogspot.jp/2015_03_01_archive.html
http://naeseisan2.blogspot.jp/2015/06/blog-post_30.html


生薬(山梔子)を生産するため、6月に愛媛県の耕作放棄地に定植されたものです。
定植後の生長は早く、分枝もかなり進んでいました。

2月に挿し木をした際は、1節挿しで挿し穂の長さは5㎝ほどでしたが、現在では大きいものでは30㎝ほどに生長していました。
定植後に雨が多かったそうで、それも欠株が少なく根着きが良かった理由の一つかも知れません。



愛媛の生薬資源の豊富さについては、以前のブログでもご紹介しました。

その背景にあるのは、山間地ではその昔から続く変わらない生活習慣、信仰による年間行事に基づいて生薬としての加工や利用方法がきちんと伝承されてきたことがあります。
そのため、今でもすぐに利用できる状態で薬草が身近に栽培されています。

身の回りにある自然物が私たちの生活や健康に役立つモノとして理解し、その知恵を継承・利用していくことも大切ですね。




瓶の中身は空ですが、新たな中身(まだ生きています!)もとても貴重な「飲みなかま」として健康の維持のために利用されています。


  (渡辺均)


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