2015年9月25日金曜日

薬草園の池の整備をしました

こんにちは。とうとう夏も終わり,夜は肌寒い季節となりました。皆様,シルバーウィークをどのようにお過ごしでしょうか?

さて,本日のブログは,先週の学生実習で行った千葉大学環境健康フィールド科学センター内の薬草園の池の整備作業を紹介します。201558日のブログで紹介した薬草園の池ですが,あれから4ヶ月が経過し,定植した水生薬用植物が大きく賑やかに成長しました。

しかし,池の水面・水中を完全に覆うほど繁茂してしまい,整備しないといけない状態です。このような状態は,池の富栄養化が原因とも考えられ,観賞価値の低下や水流の停滞を引き起こしてしまいす。

そこで,過剰に繁茂してしまった以下の3種を刈り取りました。
◯浮葉性植物アサザ (Nymphoides peltata Kuntze)
準絶滅危惧 (NT) 種ですが,ものすごいスピードで根を伸ばし生息域を拡大していきました。


◯抽水性植物ガマ (Typha latifolia L.)湿性植物セリ (Oenanthe javanica DC.)
鉢から地植えに切り替えたところ,地下茎を大量に伸ばし拡大していきました。

また,薬用植物ではないですが,水質維持のために導入した沈水・浮遊性植物マツモ (Ceratophyllum demersum) と,どこからか侵入した浮遊性植物アオウキクサ (Lemna aoukikusa) を網ですくい取りました。両植物とも水質浄化に役立つ植物として知られていますが,水中への太陽光を遮断し,水面を覆い尽くすほど過剰に繁茂していました。


3時間近くの整備作業により,やっと水面がキレイになりました!! 隠れていた浮葉性植物コウホネ (Nuphar japonicum DC.) やオニビシ (Trapa natans L. var. japonica Nakai) などが顔を出せるようになりました。オニビシは白い可憐な花を付け,その葉裏には厳ついヒシが形成されていました。オニビシの形態について個人的に興味深いと思いました。




自然に形成された池ではない「人工池」の環境を維持するためには,陸上の薬草園と同じように,やはり適度な人の手による管理が必要であることを実感しました。


修士2年 斎藤



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