お盆でも苗生産は絶賛稼働中です。
センター祭に向けて、また播種をしました。
こちらの写真、何の種子か分かりますか?
ゴマと似た形をしていますが、もう少し小粒な
パンジー・ビオラの種子です。
鉛筆の右側がパンジー、左側がビオラです。
色や形はほぼ同じですが、
ほんのわずかにパンジーの方が大きい種子をしています。
どちらもスミレ科Viola属で、
学術的には同じもので、明確な違いは無いとされています。
では、どこで言い分けられているのかというと、
園芸界。。。
花の形や草姿、開花時期や花色の幅もあまり変わりありませんが、
利用に応じた注文をされます。
パンジー(大輪)
大輪系は、花がはっきり見えるため、造園用などに人気です。
同時期に開花する輪数は少ないので、
多量に植栽をされる場所での利用が多いです。
パンジー(中輪)
中輪系は大輪系とビオラの性質を併せ持っています。
そのため、よくビオラと呼ばれ、注文の際に混同します・・・
ビオラ
小輪多花の品種が多く、家庭用に人気があります。
華々しくて見栄えが良い反面、花柄も多く、
こまめな手入れが必要です。
最近では、小輪のパンジも育種され、
ますます違いが分からなくなってきていますが、
一般的には花径が5cm以上のものをパンジー、
5cm以下のものをビオラと称しています。
同時期に日本に渡ってきたため、
アメリカ産の大輪系をパンジー、
ヨーロッパ産の小輪系をビオラと呼んでいるとの話もあります。
日本では、梅雨時期の蒸れや夏の暑さに耐えることが難しいため
一年草扱いされていますが、日陰では意外と株が残っていることがあります。
(本日撮影)
GWが過ぎた頃、切戻して
涼しく風通りの良い場所で管理すれば、
この時期でももっとたくさんの花を咲かせることが出来るかもしれませんね。
来年はぜひ、鉢花を夏まで咲かせてみます♪
(池田)
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