以前のブログにも書きましたが、環境健康フィールド科学センターの管理棟2階南側には、壁面緑化用の花壇が設置されています。基盤はU字溝、フェンスは亜鉛でメッキされ、高さ3mの格子になっています。4年前に園芸別科花組の学生の研究テーマとしてその花壇にサルナシやヤマブドウなどを植え付け、その緑陰効果を検証しました。毎年一年草を植えるのは面倒だし、ゴーヤも苦くてそんなにたくさん食べたくない等の意見もあって・・・・。
一昨年の様子は下記をご参照下さい。
http://naeseisan2.blogspot.jp/2013/10/blog-post_14.html
今年の猛暑の中、4年目のサルナシはどうなっているかというと・・・。
低い位置から葉がたくさん展開していますので、緑陰効果はありそうですね。やはり、地植えと違って用土の量が制限されていますので、それほど枝は長く伸びません。地植えにすると樹勢が強いため、枝をどんどん伸ばし、枝先に葉を茂らせるため、株元には葉がなくなってしまいます。
それでも、果実はけっこう着いています。
サルナシの園芸品種‘峰香’です。美味しいですよ。
葉は濃い緑色でよく茂っていますが、秋には黄色くなり落葉します。
サルナシは4年目の夏も見事に日除けの役割を果たしてくれていました。地植えにするより容器に植え付けることで生育を抑え、緑のカーテンの他にも花も実も葉も楽しめて手間のかからない植物といえますね。秋には落葉しますので、冬には室内に光が入ります。
(渡辺均)
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