農業やガーデニングをする人にとって厄介な害虫の一つに
「センチュウ」がいます。
線虫という読んで字のごとく 細長い糸のような生物で、
土壌中や海洋中に生息しますが、
ヒトの眼では判別できないほどの小ささです。
その中で植物に寄生するネグサレセンチュウやネコブセンチュウなどは
生育不良、根の腐敗や奇形、こぶなどの原因となり、
被害が広がった場合には、苗が枯れたり連作障害の一因にもなったりします。
土壌中に生息するセンチュウの退治は土壌消毒が最も効果的ですが、
コンパニオンプランツ(共栄作物:近傍に栽培することで互いの成長によい影響を与え共栄しあうとされる植物)を利用することで
センチュウ密度を抑制することができます。
特にマリーゴールド!
代表的なコンパニオン植物の一つで、
センチュウ対策はもちろん
景観の良さや、
鋤き込むことで緑肥としての効果も得られます。
最近では花の咲かないマリーゴールドも育種され
より虫が付きにくく(花を餌とするガの幼虫などが寄らないため)
長期間 緑を保つことができます(花が咲かず株の老化が遅いため)。
(タキイ種苗さんの‘エバーグリーン’)
花を楽しむことはできませんが、
生育が旺盛で地面を覆うように葉が茂るため
雑草も生えにくいようです。
センチュウは3~10月頃、
気温の高い時期に増殖いていくので、
栽培管理に問題はないのに
植物の生育が悪い、徐々に枯れていくなど様子が見られたら
殺菌剤や殺虫剤の他にこういったコンパニオンプランツを
利用してみてはいかがでしょう~
*今日の植物*
マリーゴールド
キク科Tagetes属
(池田)
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