今日は種子の休眠についてお話ししましょう。
この植物は、クリスマスローズです。
キンポウゲ科Helleborus属の植物です。
寒さにもとっても強くて、
花も長持ちするので、冬から春にかけて、
とっても重宝する植物ですが、
この植物の種子は、なかなか発芽してくれません。
ちなみに、、、
これが発芽したばかりのクリスマスローズの種子です。
クリスマスローズの種子はちょっと特殊な休眠性をもっています。
『形態的生理的休眠』という種子の休眠様式を示しています。
まず、形態的とあるように、
種子が熟して、こぼれ落ちた時点では、
種子の中は全く発達しておらず、
種子の胚が未発達なまま種子が採れてしまいます。
なので、、、、
まずは種子の胚を発達させるための条件を整えてあげなければなりません。
種子の胚が形成されて、発芽できる状態になったら、
今度は生理的休眠に突入して、
根を出そうとしてくれません。
なので、、、
この生理的休眠を打破する条件を次に整えてあげる必要があります。
つまり、、、タネが採れたときは、
未熟なまま深く眠っている状態なので、
普通に播くとなかなか芽を出してくれません。
ちょっと特殊な条件を整えてあげると、
約3ヶ月ほどで発芽してきます。
あっ、ちなみに特殊な条件は、企業秘密ということで!
��そんなに難しくはありませんので調べてみて下さいね)
(松原紀嘉)
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