2012年8月27日月曜日

タネ播き工場

今日は大量のタネ播きをしています。
どのくらい大量かというと、、、、
約40,000粒くらいの種子を播いていきます!

ただし、この数のタネ播きを手播きで行っていたら、
とても終わらない数なので、
播種を行う機械を使って播いていきます。

播く容器はセルトレイを使っていきます。

まず、
セルトレイへの土詰めから、
充填された用土への種子播き用の穴あけも機械で行います。

そのあとは、播種機でタネ播きをしていきます。



機械を調整して、
種子をセットして、
後はベルトコンベアで流すだけで
種子がセルトレイに播かれていきます。



あっという間に、セルトレイ1枚分の播種が完成です。
今回はセルトレイ1枚あたり512粒のタネが播かれています。

つまり、、、セルトレイ1枚で
512本の苗が作ることができます。


播種が終わった後は、、、




乾燥防止のため、
薄く用土をかけていきます。
覆土という作業工程です。


タンクから少しずつ用土が出てきて、



タネをまいた上に均一に土をかけることができます。


続いて、、、、



灌水です。

霧状に水がでてきて、
均一な灌水量になるように、
セルトレイの上に散布されます。


最後に、、、、



セルトレイを運搬する台車へ積み込んでいきます。
摘み終わった台車は、
そのまま発芽適温に調整された発芽室へ入庫されて、
自然条件に左右されない一定の温度化で種子の発芽が促します。

種子が発芽してきたら
温室内にセルトレイを運搬して、育苗していきます。

植物の生産は、
かなり機械化が進んでいますが、
なんといっても、その機械を調整するのは、
人の手なので、植物の種子の特性をしっかり把握していなければなりません。
人の技術と機械化がうまく融合したときに
初めて園芸の工業化が成立します。

ちなみに4万粒近くのタネ播きは、
だいたい2時間程度で完了します。
これを手で播いたら何時間かかるかわかりません(汗)

        (松原紀嘉)


��・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・
いつもご覧になって頂き有り難うございます。
苗生産ブログを応援してくださる方は、
こちらを1日1回クリックしていただけると、、、


ブログランキングがあがります。
これからも応援よろしくおねがいします!


携帯からは、、、、
この(↓)QRコードからも見れますので、よかったら見て下さいね!

��・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・







0 件のコメント:

コメントを投稿