おはようございます。
自家採取のアークトチスの播種を依頼されました。
アークトチスの種子は
ゴミが絡まりやすい形状をしており、
さらに、播いても発芽しない不良種子も多く含まれます。
そのため他の植物と同じように播いても、
発芽率は35%程度。
そこで!
唐箕を使って風選(ふうせん)をし、
播種前に実入りの良い種子と悪い種子をより分けていきます。
唐箕は稲の籾殻を飛ばすのに使われており
風の力で比重の軽いものと重いものを
より分けることが出来ます。
仕組みを簡単に説明すると、
上部から少しずつ種子を落とすと(赤い矢印)
写真左側から送られる風に流されます(青い矢印)
重みのあるものが仕切りにぶつかり下のトレーに落とされ(緑の矢印)
次に重みのあるものが二つ目の仕切りにぶつかり、オレンジ色のトレーに落とされます(オレンジ色の矢印)
そして一番軽いものがそのまま真っ直ぐ機械の外に排出されます(ピンクの矢印)
5回ほど風選を繰り返し、
選び抜かれたアークトチスの種子たち↓
ワタで包まれぼんやりとしていますが、
硬く重みのあるよい種子が選別できました。
あとは406穴のセルに一粒ずつ手播きし
発芽を待つばかり。
発芽率が楽しみです!
ちなみに白いワタの部分が一番軽く、
かなりの量がゴミとして集まりました。
少しの風にも舞って
掃除は大変ですが・・・
ふわふわ~♪
��今日の植物*
アークトチス
キク科ハゴロモギク属
(池田)
��・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・
いつもご覧になって頂き有り難うございます。
苗生産ブログを応援してくださる方は、
こちらを1日1回クリックしていただけると、、、
☟
ブログランキングがあがります。
これからも応援よろしくおねがいします!
携帯からは、、、、
この(↓)QRコードからも見れますので、よかったら見て下さいね!
��・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・
0 件のコメント:
コメントを投稿