開花の早晩性

ここには、
ラベンダーが5鉢あります。




このラベンダーは全部ストエカス系（Lavandula stoechas）の
フレンチラベンダーの品種ですが、
花が咲いているものは1株だけです。

他の品種は、まだ咲いていません。





同じ条件で栽培していても、
同じ植物種を栽培しても、
品種が違うだけで、花が咲く時期が変ってしまいます。

特に花が咲く時期が異なる性質を開花の早晩性といいます。

この場合だと、開花の早晩性に品種間差がある、ということになります。

植物を選ぶときも、
その品種ごとの特徴がわからないと、
どんな育ち方をするのかわからなくなってしまいます。

特に最近は、
植物の品種の種類がどんどん増えているので、
同じ植物で、いろいろな品種を一緒に育ててみると、
植物の性質の違いがよくわかって面白いかもしれませんね～。
夏休みの自由研究にもいいかも・・・・。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　（松原紀嘉）


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