2011年12月16日金曜日

ドラセナの取り木 H23

  
 今日は、ドラセナ (リュウゼツラン科ドラセナ属) の取り木です。




取り木は、観葉植物や造園樹木で行われる挿し木や伏せ差しなど、株をふやす方法のひとつです。


樹形がくずれてきたり、背が伸びすぎたものを、株を増やしながら新しく作り直す時に、挿し木や茎伏せなどより早く仕上げることができます。


方法は、取り木をしたい節の、すぐ下の部分の皮を、茎の直径の約1.5倍の長さで環状剥離し、ピートモスやミズゴケ等で包み、乾かないようにフィルムで覆います。
��~3ヶ月ほどで発根してきますので、その下で切り離し、包んだミズゴケ等を取り除き、鉢に植えれば完成です。


 まず、はじめに、皮を削るための切り出しナイフの刃研ぎからです。




時間をかけ、刃先をシャープに研ぎます。刃先に、指の指紋を軽く当てこすり、ジョリジョリ感がでたら研ぎ上がりです。






取り木したい場所を決め、樹皮の環状剥離です。




木質部がむき出しになるように削ります。



剥離した部分に、水をすわせたミズゴケを巻き乾燥防止のためのフィルムで覆い完成です。



あとは発根を待つばかり。

詳しい解説書があります、興味のある方はご参考にしていただければ幸いです。
「インテリアグリーンを楽しむ はじめての観葉植物-育て方と手入れのコツ」 渡辺均(著、監修)出版社:池田書店

取り木の方法も写真付き解説でわかりやすいですよ。

(石井)


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