種子を播いて発芽して育った小さな苗のことですね。挿し木や接ぎ木などの栄養繁殖によって殖やされた植物と区別する意味で、種子由来の苗を実生苗とも言います。‘じっしょうなえ’ではありませんよ~。
先月、トウガラシやピーマンに似た薄く扁平な種子を輪鉢にばら撒きして発芽室内に置いたところ、2週間ほどで子葉が展開してきました!! 何の実生かわかります?
下の画像で植物名がわかったら、すごいですね。
答えは、クチナシです。一重咲きのクチナシの実生です。園芸店で売られている八重咲き品種では赤く色づいた果実を目にすることはありませんが、雄ずい、雌ずいが完全な一重咲き種では果実が着き、種子を得ることができます。子葉も光沢のあるやや緑色の濃い葉なので、本葉をイメージすると理解できますが、なかなか難しいですよね。
それでは、これは?
じつは、私もわかりません。何でも面白そうな種子を拾ってきては、私の部屋に置いてある鉢に播くので・・・。気が付いたら何かが次々と出てきています。 鉢にはラベルが挿してありますが、これは3年前の別の植物の低温処理実験のラベルで、その植物とは明らかに違います。子葉の形からクチナシでもなさそうです。
「種子を播いたら、すぐに植物名と日付をラベルに書きましょう! いつ、何を播いたかわからなくなりますから・・・。」 確かに! そのとおり! 園芸教室の先生はいつもそう言っているのですが・・・。なかなか、実行できません。
それにしても、タネ播きには、その植物が出芽するまでのワクワクした時間と、顔をのぞかせた瞬間の喜びがありますね。でたぁ~! でも、播いたものを忘れちゃいけませんよね。
(渡辺 均)
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