2017年3月23日木曜日

カンナの播種

先日、カンナ(カンナ科Canna)を播種しました。

花卉類としては非常に大きくゴロっとした種子をしており、
これまた大き目のくぼみがあります。













このくぼみから根や子葉が展開してきます。
播種して一週で角のような芽が出てきました。






播種後二週間で親指サイズに。















見た目は、カラーの苞に似ており、
小さくても色や形に特徴が出ています。








播種の一月後にはかなり大きくなりました。

上の写真は銅葉ですが、
緑葉は明るめの黄緑色。



くっついている種子をよく見てみると、
小さな穴が!
ボーリングのボールのように、2つ並んで開いています。














この穴は、人工的に付けられたもので、
硬実種子が吸水しやすいよう、
つまり、発芽率・発芽勢を良くするために処理されています。

播種している時には気が付かなかったのですが、
きっと種皮が乾燥して白っぽくなったために穴が目立ってきたのでしょう。
種苗会社の技術が見られます。

ゴーヤやフウセンカズラなども同じですが、
硬い殻を持つ種子は、半日ほど水に浸けてから
高い温度で管理すると発芽が良くなりますよ〜



(池田)






~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・
いつもご覧いただき、ありがとうございます。
花卉・苗生産ブログを応援してくださる方は、
こちらを1日1回クリックしていただけると、、、

人気ブログランキングへ

ブログランキングがあがります。
これからも応援よろしくおねがいします!

花卉・苗生産ブログに関するお問い合せは、
こちらからどうぞ→お問い合せ
~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・

0 件のコメント:

コメントを投稿