本格的な夏が近づいているせいか、猛暑の日々が続いています。
先日、私が管理するハウスの上に寒冷紗(遮光シート)を貼る作業を行いました。基本的に花卉・苗生産部のハウスには寒冷紗が設置してあり、気温に合わせて開閉できるようになっています。しかし、私のハウスにはこのような設備がないため、ハウスの上に直接寒冷紗を貼ることで、高温対策を行っています。
猛暑日に寒冷紗をしなかった場合、ハウス内は40℃近くにもなり、すぐに水切れを起こして植物が弱ってしまいます。本格的な夏に入る前にやっておかなければならない作業です。
一人では大変な作業ですが、金谷先生が協力してくださいました。
ハウスの天井に合わせて寒冷紗の長さと幅を調節し、脚立に登って張っていきます。
最後に強風などで飛ばないようにマイカー線で固定して終了です。
ハウスの隙間に入っていく金谷先生
時間はかかりましたが、これで本格的な夏を迎えても大丈夫そうです。
寒冷紗張り作業の後、水やりをしていたところ、ペチュニアの枝変りを見つけました。
白花のペチュニアの株から桃色の花が咲いています。
これらを「枝変り」もしくは芽条突然変異(がじょうとつぜんへんい)と言います。
植物の体細胞の一部に遺伝子突然変異が起こり、
花色が変化したり、葉に斑が入ることがあります。
園芸品種ではしばしばみられる現象で、枝変りから新しい品種が生まれることもあります。
ペチュニアの場合、変異が起こった枝先を挿し芽すれば、元株と違った花色の株として楽しむことができます。せっかくですので、挿し芽で大きくしてみようと思います。
(修士1年:井上)
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