2016年7月14日木曜日

人生いろいろ、子葉もいろいろ

先日は秋冬苗の種子をお見せしましたが

(http://naeseisan2.blogspot.jp/2016/06/blog-post_30.html)、

今度はその子葉をお見せ致します!

早い品目では播種後3日ほどで発芽開始。
2週間経ち、先日播種した品目はほぼ発芽が揃いました。

つまり、、、
今日のブログはひたすらに子葉です笑
















アブラナ科アリッサム  
512穴 子葉も小さめ
発芽適温21℃前後
発芽日数4日


















キク科ガーベラ
2882穴 子葉は大きめ
発芽適温23℃前後
発芽日数6日


















キク科キンセンカ
288穴 子葉も大きめ
発芽適温21℃前後 嫌光性
発芽日数4日







キク科クリサンセマム ムルチコーレ
512穴 子葉もちょっと大きめ
発芽適温18℃前後
発芽日数6日







キク科シロタエギク
288穴 種子からすると子葉は大きめ
発芽適温20℃前後
発芽日数10日


















キンポウゲ科チドリソウ 
288穴 種子からすると子葉はかなり大きめ
発芽適温15℃前後 嫌光性
発芽日数12日


















ゴマノハグサ科キンギョソウ 
288穴 子葉も小さめ
発芽適温21℃前後
発芽日数6日


















シソ科アガスターチ  
288穴 子葉も小さめ
発芽適温19℃前後
発芽日数12日





種子は大きさ、形が様々でしたが
子葉もよく見てみるとそれぞれに特徴があります。
細長かったり丸かったり、角ばっていたり。
生育適温下では、すぐに本葉が展開して隠れてしまうので
目にする期間が短い子葉で品目を判別するというのは、なかなか難易度が高いです。

そして、こうして並べてみると、花壇苗の多くが双子葉植物であることに気が付きます。
単子葉植物であるイネ科やサトイモ科、ラン科などは、
寄せ植えのアクセントや観葉、ギフト鉢花として楽しむことが多く、
一般的な花壇苗としては扱われにくいため、
必然的に双子葉植物が占めているのでしょうか・・・
生産担当、新発見でした!





セルトレイの規格は、種子の大きさ、初期成育のスピード、
播種数量、ポット上げの予定日などを考慮して穴数を決めています。
また、暑い夏場は少しでも地温を下げるため、
白いトレイを選択します。

品目によって異なりますが、
秋冬苗の多くは発芽適温が20℃以下、涼しい環境を好むものが多いです。
逆に夏の花壇苗は、25℃以上で発芽が揃う品目が多い印象です。



秋冬のカタログばかり見ていて、気分はもう冬です・・・・・





(池田)




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