ふと気付くとこんな花が。
濃い紅色の花。小さな花で目立ちませんが、なんの花でしょうか?
日本の野山に自生する植物。
私も小さい頃は、秋にこれの果実を山で採って食べました。
じつは、これ、アケビの花です。
属名はAkebia(アケビア)。
日本の呼び名に由来する学名です。
上の写真にもあるように、漢方としても用いられます。
秋に薄紫色の果実が、ぱっくりと口を開けます。
子供の頃食べていたのは、その果実の口に指を突っ込んで取り出した、種子の周りのトロッとした部分。胎座の部分です。
つる性で高木に巻き付いていることが多く、木によじ登って果実を採っては食べていました。
ほんのり甘くて、食べては種子をペッペとまき散らしてました。
私も和歌山界隈のアケビの繁殖に貢献したに違いありません。
果皮は、肉詰めや炒め物にすると、ほんのり苦くて、山菜のように食べることができます。
日本酒にも合うので、大人になってからはこちらの方が好みですが...
山深いところでなくても、意外と身近な場所に自生しています。
お散歩ついでに、ご近所を探してみて下さい。
ちなみに、口の開かない「ムベ」の花も、もうすぐ開花しそうです。
(金谷)
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