2016年4月15日金曜日

1000属ハウスの管理


皆さんこんにちは、四月も中旬に差し掛かり、すっかり春らしい暖かな日が多くなってきました。

本日の実習では、これからの季節に向けて、1000属ハウス内の内張りの撤去および寒冷紗を張りました。

1000属ハウスとは、学生が植物の名前や維持管理法を学ぶための温室です。
本温室では、冬期の暖房効率を上げるため保温用の内張りを利用します。今回の実習では、暖かくなり内張りが必要なくなったため、暖房のダクトとともに片付けを行いました。
また、これから夏に向けて、徐々に日差しが強くなります。観葉植物やラン類、シダ類は、浴びる光が強すぎると葉焼けを起こしてしまい、症状が軽い場合にはその葉だけが枯れるだけで済みますが、ひどいときには枯れてしまうこともあります。
そのような状態を防ぐため、これらの植物がおかれている周囲にに寒冷紗を張りました。

まずは、内張りの撤去から行います。



撤去と言っても、また来年利用するため、ハウス内に暖簾のように垂れ下がっている状態を巻き上げてしっかり紐で固定します。



見た目もすっきりですね。
また、内張りを撤去することで、側窓を開け、ハウス内の温度が上がりすぎないように管理することができます。

続いて寒冷紗張りです。
こちらも毎年、設置しているため、前年に、取り外して保管していたものを用います。



前年のものを引っ張り出してきたはいいものの、どのような形で張られていたのか思い出せずに四苦八苦しましたが、何とかきれいに取り付けることができました。



もともと、本ハウス内全体に寒冷紗がついているので、このような形でこの部分のみ二重となっています。

本日の実習は、これら作業に加え、除草や置き肥など、1000属ハウス作業が盛りだくさんでした。これまでは冬や春の植物たちが美しい花を咲かせていましたが、これからは、夏の植物たちが元気に育ってくれるでしょう。
元気な姿を見るのが、楽しみです。


(修士2年:村岡)

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