皆さん、はじめまして。
4月4日の記事にてご紹介していただきました、今年度より花卉・苗生産部に加わる、特任助教の安藤匡哉と申します。
実は、はじめましてではなく、1年以上前に学生として何度かブログを書かせていただいたのですが、去年度は博士課程の研究生活において、体を動かすことから離れ、なかなか苗生産の作業に参加することができず、ブログを書くことがままならない状況にありました。
今年度からは新たに先生という立場に変わり、先月までの学生という身分に甘んじていた気持ちを切り替え、学生のお手本となるような姿を見せるべく、研究だけでなく、栽培や教育にも尽力していきたいと思います。
この実習では、2年生時の実習と違い毎週連続しておこなうことができるため、植物栽培における各工程を経験させ、植物生産の全体の流れを掴んでもらうことを目的としています。
最終的に、自身が作り上げた花壇苗が1ポットいくらで市場に出荷されるのか、というゴールにたどり着くことで、効率化や省力化の重要性、均一なポット苗を納期に合わせて生産するための栽培技術を学ぶことに繋がります。
最初の実習では、夏前の出荷に向けた、マリーゴールドとニチニチソウの播種をおこないました。
セルトレイの土詰めを教える渡辺先生と聞き入る学生。
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教えられたコツを思い出しながら、まだ慣れない手つきで土を詰める学生さん。
今回はセル苗出荷用ではないため、使い捨てではなく、プラスチック製の硬質セルトレイを使いました。
セルトレイの端は土詰めが甘くなりがちで、後で吸水させた際に土が窪んでしまうことがあるために、重点的に入れていきます。
土詰めが終わったら、それぞれの種をピンセットでゆっくり丁寧に、慎重に播いていきます。
どちらの種も軽いため、自分の息で飛ばないように黙々と作業します。
ニチニチソウの黒い種子は用土と同化してしまうため、播き終わりのチェックが大変。
播き終わったら覆土して吸水させて完了です。
この段階で、セルトレイにもそれぞれの学生で違いがみられます。
下のセルトレイの右側の一部に窪みが。
窪んでしまった部分は他に比べ土の量が少ないため、今後の生育の違いに繋がります。
セル苗出荷用ではないため、このようなセル苗は廃棄するまでにはなりませんが、後の3株植えのポット上げの際に、生育具合が同じくらいの苗で揃える手間がかかってしまいます。
セル苗が完成品ではなくとも、均一な土詰めが効率的な生産には大切ですね。
新年度の実習の第一歩を踏み出した学部生たちとともに、私も新たな立場のもと張り切っていきたいと思います。
少し固めのブログ更新となってしまいましたが、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
(安藤 匡哉)
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