三寒四温。
暑かったり、寒かったり。
それでも着実に春は近づいてきているはずです。
さて、先週の水曜日(3月9日)、千葉大学西千葉キャンパスで、
「平成27年度 理数大好き学生発掘・応援プロジェクト 年度末報告会」
が開催されました。
本来は3年生の後半から研究が始まりますが、1年生の頃から研究に携わる特別なプログラムです。
当日は園芸学部、工学部の学生さん30名以上が研究発表をされました。
柏の葉キャンパスの花卉研メンバーからは、2年生の渡辺 勇暁さんが、ポスター発表を行いました。
先日ご紹介した(↓)ような実験を積み重ねた成果の発表です。
http://naeseisan2.blogspot.jp/2016/02/blog-post_2.html
タイトルは、
「トルコギキョウ 4品種におけるチップバーンの品種間差」
トルコギキョウ(Eustoma grandiflorum) は花色が豊富で八重の品種もあり、人気のある切花ですが、生産上、いろいろ厄介な問題も持ち合わせています。
「チップバーン」もその一つ。
要素欠乏、特にカルシウム欠乏によって生理障害が生じて、葉先や生長点が褐変してしまうことが知られています。
渡辺さんの研究は、複数品種のチップバーンの発生の仕方とその要因を調査したものです。
発表開始前はすましてましたが...
発表開始後は質問攻めに...
皆さんの質問に一つ一つ丁寧に答えていました。
お疲れ様でした。
まだ2年生。
これから研究をどんどん深化させていくでしょうね。
楽しみです。
(金谷)
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