みなさんこんにちは
日中はぽかぽかした日が増えてきて、春の気配が近づいてきました。
そんな中、度々本ブログにも登場している1000属ハウスでは、ある植物の実が完熟してきました。
約1.5cmの赤い実ですが、皆さん何の植物の実だかわかりますか?
この実は全世界で、多くの人がなじみのあるアレの原料となっています。
実を、割ってみると中から、2粒の種子が出てきます。
正解は、アカネ科コーヒーノキ属コーヒーノキ(Coffea)です。
コーヒーノキは、多くの野生種が、アフリカ大陸西部~中部からマダガスカル島などの地域に分布し、栽培も主にコーヒーベルトといわれる赤道付近、北緯25~南緯25度までの熱帯と亜熱帯に集中した地域で行われています。
特徴として、耐寒性は、あまり強くなく気温が0℃になると枯死、また、風の強いところでは5℃程度でも枯死してしまいます。また、気温条件を満たしていても、充分な降水量が必要であるため、乾燥している場所での栽培は見られません。
日本においては、常緑であることや赤い実をつけることから、室内で観葉植物として利用されることもあります。
先ほどの種は、コーヒーの原料となるコーヒー豆ということになります。
皆さんが口にしているコーヒーは、この種子を乾燥した後、焙煎し、それをお湯や水で抽出したものです。
さてここで、コーヒー1杯どのくらいコーヒーの実が必要となるのでしょうか?
コーヒーカップ1杯、約120~140ccのコーヒー豆必要量が10グラム程度と言われています。さらにコーヒー豆約60粒で約9g程度と言われていますので、1杯のコーヒーを飲むために、30個以上の実が必要であることがわかります。
※あくまで簡易的な計算です。コーヒーの種や豆の大きさ、焙煎度合いなどによって、値は変わってきます。
なんとあの1杯にそんなにも、、、
そう考えるとコーヒー1杯の見方が変わってきますね
(修士1年:村岡)
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