2016年3月11日金曜日

“さくらさくら”の挿し芽

今週の実習はペチュニアさくらさくらの挿し芽です。

挿し芽した際、一番重要なのは、いつも注意されていますが、挿し穂の長さの調整です。灌水する時、長すぎると、倒れる恐れがあり、短すぎると、挿し穂が土から浮いてしまいます。これらはともに、その後の生育に影響を及ぼします。そのため、挿し穂の長さをだいたい1.5cm2.0cmに統一させ、行います。

指の長さを頼りに、挿し穂の長さを調整する

また、今回作業の中では花芽を挿し穂にしないように注意しなくてはいけません。3月に入り、日長が長くなり、夜温が上昇したため、親株には、ちらほらと花芽が見えます。
花芽を挿し穂にしてしまうと、栄養成長ができず、生育が悪くなります。花芽を見分けるのは、難しい時もありますが、丁寧に挿し穂をとっていきました。

 小さな花芽の様子

最後に、土の中に挿すとき、なるべく挿し穂の向き、高さ、大きさをそろえて、個性がでないように挿します。

完成したものです

栄養系の植物を生産するのは手間がかかりますが、生育が早くて、短い期間内で出荷ができます。今回挿し芽したさくらさくらは、微量要素の肥料をあげて、生育を調整してだいたい一ヶ月後に出荷する予定です。
(修士1年:任)

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