昨日の渡辺先生の記事にもありましたように、これほど暑い日が続くと、植物も夏バテしてしまします。下の写真は、夏バテしたペチュニア原種の様子です。
近づいてみると・・・
乾燥したときのように、葉が水を含んでいないことが観察出来ます。しっかり灌水をしたにも関わらず、このような状態になった場合は、特に注意です。たいていの場合、鉢を持ち上げると、鉢が重い・・・
これは、高温ストレスによって、根の活性が下がり、吸水が上手く出来なくなったためと推察されます。こうなった場合、殺菌剤を灌注したりすることで、多少は改善することがありますが、効かないこともしばしば。また、一時的な高温であれば、葉水などによって、植物体周辺の温度を下げることも有効ですが、暑さが続く場合は、徐々に状態が悪化していきます。
そこで、このような状態が観察されたら、すぐに涼しい場所に移動させるか、挿し芽などによって、栄養繁殖を試みましょう!
幸い、夏バテの兆候を早い段階で、発見することが出来たため、まだしおれていない元気な芽がいくつかありました。
植物にとっては、温室よりも遙かに快適な発芽室内に移動して、管理をしていきます。なんとかクローンが上手く育ちますように!
黒沼
~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・
いつもご覧いただき、ありがとうございます。
花卉・苗生産ブログを応援してくださる方は、
こちらを1日1回クリックしていただけると、、、
人気ブログランキングへ
ブログランキングがあがります。
これからも応援よろしくおねがいします!
トレイ販売を始めました。
詳しくはホームページへ!
花卉・苗生産部トレイ販売ページ
花卉・苗生産ブログに関するお問い合せは、
こちらからどうぞ→fc-naeseisan@office.chiba-u.jp
~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・
0 件のコメント:
コメントを投稿