暑さが苦手でお馴染みのパンジービオラを、
真夏の最も難しい時期を乗り越え、
できるだけ形良く仕上げたい・・・。
そんな思いから「実験」とまでいきませんが、
千葉大の真夏のハウスで、パンジービオラがどのように育つのか、
試作をしてみています。
おもに灌水量の変化で仕上がりにどんな変化が出るのか、
矮化剤のタイミングはいつか、といったことを
知るために、以下の違いをつけました。
・灌水の多少
(週に1~2回たっぷりと灌水し、乾くことがない灌水多めの群と、
1日に1~2回灌水、朝には乾いている灌水少な目の群)
・灌水少なめの群の中で、矮化剤の有無
6/30にポット上げをし、8/5の状態がこちら↓です。
(※写真のアングルが一定でない・ポット数が少なすぎる等、
一般的な実験からすると粗すぎる写真ではありますが、
いち担当のごく個人的な試作ですのでご容赦ください)
上の写真は、違いが顕著であったビオラのイエローとホワイト
2ポットずつを各群で並べたものです。
左から、水少なめ・水多め・水少なめ+矮化剤・水少なめ
の群の中から、代表的なポットを抽出し並べています。
ポット上げ後2~3週の生育初期の段階では
実はあまり違いがみられなかったのですが、
ポット上げ後1ヶ月程経った現在は大きさや株元の安定度に
明らかな違いがみられています。
とても参考になった試作でした。
手間をかけられる時間が限られる中で、
真夏のパンジービオラをいかに形良く仕上げられるか、、、
ポット苗担当の現在の最大の悩みです。
仲井
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