2019年12月16日月曜日

一年栽培法によるトウキの掘り上げ ~ 宮城県南三陸町 ~

 1212日から12日の予定で、宮城県本吉郡南三陸町で栽培をお願いしているトウキの掘り上げに立ち会いました。南三陸町でのトウキの栽培は今年で7年目です。

栽培方法は、もちろん3月にセルトレイに播種してハウス内で育苗し、5月に畑に定植、年内に収穫する一年栽培、通称千葉大方式によるものです。通常トウキは、一年育苗、二年目に本圃に定植してその年の秋から冬にかけて収穫する二年栽培がふつうです。


12月の上旬からすでに収穫が始まっていました。今年も株のボリューム、根の肥大も良さそうですね。4畝分の収穫のお手伝いも行ないました。





収獲されたトウキは、根を洗浄せず、雨除けハウス内で‘はさがけ’され、来年の2月頃に湯もみを行なうまでしばらく自然乾燥をさせます。



乾燥 湯もみ 乾燥等の工程を経て、生薬原料として来年の4月頃には生薬メーカーさんに納品される予定です。薬として検査に合格すれば、刻み、包装等の工程を経て、来年の6月頃には生薬‘当帰’として病院や薬局で処方される予定です。

 
一年栽培法による南三陸産の当帰(2018年収穫品)


(渡辺 均)
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