2019年10月15日火曜日

予期せぬ発見

 今回ご紹介するのは、私の「予期せぬ発見」についてです。以前、ブログでもご紹介したように、本研究グループでは、理学部との共同研究のため、ペチュニアのF2世代を100個体栽培しています。
 そのなかに、興味深い個体を発見しました!

 お分かりいただけますでしょうか?そうです、新葉の葉先が褐変しています。
もしかすると、これは...チップバーン(葉先のCa欠乏症)???

新葉のアップの様子

 実際にCa量を測定はしていませんが、観察すればするほど、チップバーンのようにみえます。実は、この予期せぬ発見、2つの興味深いことが背景にあります。
一つは、トマトやジャガイモなどの他のナス科植物で、非常によく似た障害が発生しており、その原因に関して、英語の論文を読んでいたということです。そしてもう一つは、この障害が出てきた植物体のステージと自身のトルコギキョウにおける研究成果の関係です。
 まだ構想段階であるため、詳しくは記述できませんが、まさか、ペチュニアの管理作業が、自身の研究構想を後押しするとは。。。
 出来るだけ早くこの仮説を実証し、皆さんに成果としてご紹介できるように、まだまだ挑戦は続きます。



(黒沼)



~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・
いつもご覧いただき、ありがとうございます。
花卉・苗生産ブログを応援してくださる方は、
こちらを1日1回クリックしていただけると、、、

人気ブログランキングへ

ブログランキングがあがります。
これからも応援よろしくおねがいします!

トレイ販売を始めました。
詳しくはホームページへ!
花卉・苗生産部トレイ販売ページ

花卉・苗生産ブログに関するお問い合せは、
こちらからどうぞ→fc-naeseisan@office.chiba-u.jp
~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・

0 件のコメント:

コメントを投稿