2018年4月18日水曜日

小さな苗からの第一歩


 半袖でも汗ばむ陽気と、首筋に鳥肌が立つような冷たさが交互にくるような日々。
 体調には気をつけなければなりませんが、その日の天気で冷たいもの、あたたかいものと、色んなものを食べるのが楽しくなりますね。


 さて、先日の記事でもご紹介しましたが、「一般社団法人 日本薬用機能性植物推進機構」が本格的に始動しました。
 この組織の目指すものの1つとして、柏の葉キャンパス外での露地・ハウス栽培による大量生産に向け、薬用機能性植物の効率的な生産技術の開発を掲げています。


 特に全草、おもに地上部を収穫する品目のなかで、横へ横へと地面を這うようにして伸び、根を張って広がっていくものは、露地栽培よりもベンチ上での栽培、特にハウスにおける栽培に適しています。

 気温を高く維持し、水と栄養をたっぷり与えることで、ぐんぐん伸びた先から次々に収穫して1年の中で何度も収穫のサイクルを繰り返すことができれば、年間の収量の向上を見込めますね。



 その試験栽培として昨年に引き続き、今年もハウスを埋め尽くすほどの鉢とトレーを使って、春から秋にかけて何度収穫可能なのか、どのような栽培環境が生育促進に向くのか、効率的に収穫するにはどうしたらよいのか、etc…を確かめるべく、栽培がスタートしました。




 定植直後はまだまだ小さな苗。
 すくすくと育ち、懐も含めた実り豊かな姿になってくれることを期待します。

 今後の生長記録をお楽しみに!

(安藤匡哉)

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