2018年4月4日水曜日

今年度の機能性植物栽培に向けて


 暖かい日が続く反面、風も強く吹く日が多く桜もだいぶ散っていますね。
 個人的には散った後の葉桜も好みではありますが、皆様はいかがでしょうか。

 さて、昨年度より薬草園の西側を改造し、機能性植物の圃場にて栽培を行っていました。
 今年度も引き続き、機能性植物の採種およびサンプル品作成のため、栽培を行う予定です。

 その前に、昨年度の栽培時にネックとなっていた「灌水」と「除草」の手間をなるべく省くため、今年度はドリップチューブを用いた灌水システムと、防草のためにマルチングを利用して、作業の省力・効率化を図っていきます。




 昨年植えたものは一時的に移植、何も植わっていない状態で黒土と腐葉土を追加して耕耘した後、畝立てを行いました。

 その畝の上に、ドリップチューブを這わせます。



 設置したチューブの元部分にはバルブを付けており、各畝ごとに灌水の有無を設定できるようにしてあります。



 チューブ接続部に苦戦する学生たち、これでも塩ビ管を使ってドッキングさせていたものよりはだいぶ簡略化されています。


 チューブの設置後は畝の裾部分を軽く掘り、マルチをかけていきます。



 なるべくシワにならないように張りながら、足で土を踏み固めていきます。




 皆で最終チェックのために畝の周囲を歩き回って踏み固める様子は、何かの儀式にも見えますね…。


 完成!…と言いたいところですが、ドリップチューブの元のパイプ設置は、水栓増設工事が完了するまでお預けです。

 これで灌水を含めた管理の省力化に繋がることを願います…!

(安藤匡哉)

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